イングランド・プレミアリーグがついに終盤へ!上位3チーム、接戦を制するのはどこか

サッカー、イングランド・プレミアリーグはいよいよシーズン終盤へ突入。残り10試合となった今、上位3チームのアーセナル、リヴァプール、マンチェスターCがほぼ同じ勝ち点で並んでおり、歴史的な接戦を繰り広げています。ブックメーカー おすすめにおいても、これら3チームは全20チーム中で揃ってオッズ人気が高いです。そこで本記事では、優勝予想のヒントとなるような、各チームの現在の状況について解説。それらを参考にし、息を呑むような戦いを観戦しましょう。

アーセナル

勝ち点ではリヴァプールと並ぶものの、得失点差により現時点でプレミアリーグ首位に立つのがアーセナルです。昨シーズンも滑り出しは好調でしたが、怪我人の多さもあり、終盤に失速。最終的にはマンチェスターCが勝ち越し、アーセナルはリーグ2位という結果に終わりました。

 

このことから、アーセナルは今季にチームのペインポイントに対する補強を実施。中盤のポジションには、イングランドサッカー市場最高額となる移籍金でデクラン・ライス選手と長期契約し、さらに同ポジションに、ベテランの領域にあるジョルジーニョ選手も獲得。また、前線の補強としてカイ・ハヴァーツ選手を加え、バランスの取れたスカッドを実現しました。この補強が今シーズンは特に功を奏しており、ロスタイムに試合をひっくり返すような得点およびアシストを、彼らがマークしています。

 

また、日本代表ディフェンダーである冨安健洋選手の復帰が、優勝に向けたキーポイントとなるでしょう。現在怪我で離脱中の同選手ですが、マンチェスターCとの前回の大一番では圧巻のパフォーマンスを発揮。アーセナルのミケル・アルテタ監督も、冨安選手を手放しで称賛しています。そのことから、終盤に訪れるビッグチームとの対戦においては、冨安選手の復帰が鍵となりそうです。

リヴァプール

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今季限りでの退任を発表。有終の美を飾るべく、チーム一丸となって2019年シーズン以来となる優勝を目指しています。

 

また、日本代表キャプテンである遠藤航選手が主力に定着していることから、リヴァプール試合経過に注目する日本人も多いでしょう。最近では、遠藤選手の活躍もあり、チーム10度目となるカラバオ杯を制覇。また、直近3月11日(月)のマンチェスターCとの対戦では遠藤選手は相手チームのケビン・デブライネ選手をしっかりと抑え込む活躍を見せ、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されています。

 

加えて、最近では若手選手が目覚ましいパフォーマンスを発揮。特に、20歳のコナー・ブラッドリー選手や21歳のジャレル・クアンサー選手は、先発としてリヴァプールの勝利に直接貢献しています。

 

したがって、遠藤航選手やチームキャプテンのファン・ダイク選手などベテラン勢のリーダーシップ、そして堂々とした活躍を見せるフレッシュな選手たちの融合が、優勝に向けた大きな力となるでしょう。

マンチェスターC

昨季はチャンピオンズリーグ初優勝、さらにプレミアリーグおよびカップ戦も優勝し、三冠目を達成したマンチェスターC。そして今季は前人未到のプレミアリーグ4連覇を目指しており、ブックメーカーにおけるオッズでも、一番の人気を博しています。

 

マンチェスターCのこの圧倒的強さには、守備的ミッドフィルダーであるロドリゴ・エルナンデス選手の存在が欠かせません。190センチの大柄な肉体を活かしながら、際立つ視野の広さで前線にボールを運ぶ推進力は、プレミアリーグトップの実力。彼が出場した試合においては、61試合無敗というリーグ新記録を樹立しており、現在も記録を更新中です。

 

一方で、ロドリゴ選手が不在の際はバランスが崩れ、マンチェスターCは負けを喫するシーンが今シーズンはしばしば見られます。そのため、4連覇達成に向けては不敗神話を持つロドリゴ選手がピッチに立てるか否かが重要なポイントとなりそうです。

 

さらに、左ウイングのジェレミー・ドク選手もキーとなるでしょう。今シーズンにマンチェスターCに加入した彼は、現在リーグトップのドリブル成功数をマークしています。ただし、最近はアシストやゴールから遠ざかっているため、ドリブル後のキック精度が向上すれば、ピッチ上を制覇する可能性を秘めています。

まとめ

アーセナル、リヴァプール、マンチェスターCの三つ巴の優勝争いも、いよいよ決着の時が近づいています。残り10試合となった今、各チームの怪我人も戻ってきており、さらなる激しい争いが予想されます。そのような中で、本記事で紹介したようなトップ選手たちが、いかに実力を発揮できるかどうかが大切となってくるでしょう。日本人選手も台頭するプレミアリーグ終盤戦に、引き続き注目です。